地域元気活動

地域・元気活動紹介

2020/03/22

第20回はつらつ賞を受賞して:勝野井節子さん(袋井市)

ゆずり葉の皆さんと勝野井節子さん(中央)ゆずり葉の皆さんと勝野井節子さん(中央)


 しずおか健康長寿財団は昨年(令和元年:2019年)7〜10月に
熟年メッセージを募集しました。
袋井市の勝野井節子さん(71歳)は熟年メッセージに応募し、
はつらつ賞を受賞しました。
受賞テーマは 
 「ブラジルに届け、手作り紙芝居」
です。

 2020年2月20日(木)取材のために袋井市内でお会いし、
「はつらつ賞受賞、おめでとうございます。」
とお祝いを申し上げ、何故 応募されたのですか?とお聞き
すると、たまたま友達から財団情報誌「すこやか長寿84号」の募集記事を
見せられて、興味が沸き、応募したとのことです。
授賞式はどうでしたか?とお聞きすると、立派な式で、
大勢の人が参加されていて、びっくりしました、とのことで
した。


滋賀県「ひまわり会)の活動滋賀県「ひまわり会)の活動ブラジルの子供達とブラジルの子供達と


 受賞作品でも述べておられますが、勝野井節子さんは 
41歳の頃、滋賀県立女性センターにおける施設ボランティア
「ひまわり会」に参加され、ここでの数年にわたる活動が 
今までで一番印象に残っており、その後の自分の人生に
大きく寄与しているようだと話しておられます。
「ひまわり会」では、数年経過後、慣れたころから、
各メンバー主催で自主講座を開催するようになり、
 ・内容の企画
 ・講師選定
 ・チラシやポスター作り
 ・司会
などすべてを自分で行うことになり、この時の経験が
その後の人生に大きな自信になりました、と語られています。

 滋賀県「ひまわり会」のあと、ご主人と共にブラジル
サンパウロに駐在し、ブラジルの子供達に日本語を
教えることになりました。
ここでの子供達との出会いが、今回の受賞テーマ
「ブラジルに届け、手作り紙芝居」
の強い思いになっています。

「だんだんのみ」を紙芝居する勝野井節子さん「だんだんのみ」を紙芝居する勝野井節子さん


 今日(令和2年2020年2月27日(木))は
読み聞かせの会:ゆずり葉の公演を見に袋井市南コミュニ
ケーションセンター南風館1階ホールに来ました。

 ゆずり葉の会は 15年前に活動を始め、今は 14名で活動をしています。
現在、会の代表は 杉本照代さんで、毎月1回公演を行っています。
代表の杉本照代さんに勝野井節子さんのことを聞いてみると、
「美しい方でかつ本当に器用な方ですね。
 絵や文章もお上手で、脚本もご自分で作らます。
 会の中心メンバーとして、なくてならぬ存在です。」
と高く評価しておられます。


「だんだんのみ」に聞き入る参加者の方々「だんだんのみ」に聞き入る参加者の方々


 新型コロナウイルス感染症の影響で、来場者は少ないと
おっしゃっていましたが、始まる前には約40名の方々が来られ、
会場はほぼ満席です。
ほとんどが女性で、男性は3名ほどです。
公演のタイトルは
「ゆずり葉の朗読会&石田智子さんの朗読講座」
です。

 第1部13時30分〜14時30分「ゆずり葉朗読会」は大人のための
朗読会で、勝野井節子さんはここで小さな絵本を大きく拡大して
紙芝居風にアレンジしたものを担当しました。
題は「だんだんのみ」で、新潟県の民話です。
節分の季節の民話のようで、
 ・お腹が痛くなったととさ。
 ・おしょうさんに相談すると、
 ・虫がいるのでかえるを飲み込めとのこと。
  かえるを飲み込みますが、
 ・今度はかえるのせいでお腹が痛くなり、
 ・今度はへびを飲み込むことに。
 ・そして色々飲み込んだ後、
  最後は鬼を飲み込み……。
繰り返しの行動をして、次第にエスカレートしていくお話です。
飲み込んでいくつながりにユーモアがあり、私も拝聴しました。


紙芝居を製作する勝野井節子さん紙芝居を製作する勝野井節子さん2019年9月敬老会で紙芝居する勝野井節子さん2019年9月敬老会で紙芝居する勝野井節子さん


 参加者の方々も熱心に聞いています。
勝野井さんの声は凛として大きく、会場の後方でも良く聞き
取れます。
また紙芝居の絵も小さいですが、クッキリと見えます。

 ここで紙芝居作りのコツを教えていただきました。

 ・原案(寺院や地元の伝説、偉人伝、落語
     などメンバーの意見を参考にします)

 ・脚本

 ・下絵

 ・絵(アクリル絵)

の流れで作成し、約8分でしゃべり終わるようにまとめます。
8分というのは 大人も子供も人間が集中して観ることが
できるのは大体8分と言われており、それを守るためです。

 絵は 強弱をつけて、大き目に描くのがコツだそうです。
一つの紙芝居を作成するのに、約1か月かかるとのこと。
手づくり紙芝居はゆずり葉として、現在31作品あるそうで、
またご自身の手元には24作の落語紙芝居をお持ちです。
今は、「ワラグツの中の神様」を作成中とのことです。


2013年10月「どあのぶ」の皆さんと勝野井節子さん2013年10月「どあのぶ」の皆さんと勝野井節子さん


 勝野井節子さんは 「ゆずり葉」の会に入る前は市民劇団
「どあのぶ」(代表 中村知子さん)に所属し、いろいろな
劇を演じておられました。
勝野井節子さんの
 ・よく響く声
 ・表情とゼスチャー 他
はこのころに身につけられたのではないか、と想像し、
それが紙芝居に活かされているように思います。

 趣味はボランティア活動と即答される勝野井節子さん。
現在は「ゆずり葉」の活動に集中して参加し、ボランティア
活動を楽しんでおられます。

 今後とも 健康に留意され、「ボランティア活動」を元気に
続け、ブラジルに会心の「手作り紙芝居」を送ってください。
きっとブラジルの子供達も待っていますよ。

お元気で!


「ゆずり葉」の公演会は
 ・毎月第四木曜日(13時30分〜14時30分)
 ・袋井南コミュニティーセンター
 ・入場 無料
で開催しています。
お気軽に参加してください。
詳細は下記までお問合せください。
(ゆずり葉代表 杉本照代さん)
 (TEL=0538−42−5367)

(磐田・周智地区 生きがい特派員 戸田孝)


 


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