地域元気活動

地域・元気活動紹介

2018/12/12

田舎暮らし雑談会を毎月、開催

田舎暮らし雑談回


NPO法人楽舎(浜松市天竜区春野町)は、過疎化のすすむ浜松市の山里への定住促進を行っている。

浜松市の山里は、過疎化と高齢化が著しく、この10年で20〜30%の人口減少率である。ひとり暮らしのお年寄りも多い。空き家が増え、耕作放棄地も多い。

一方、都会から田舎に移住しようという若者たち、定年退職世代も増えてきている。そこで、楽舎は、まちなかと山里を結ぶ試みを行っている。

まず「移住」といっても、これがなかなか難しい。仕事があるか、空き家はあるか、あっても貸してくれるのか、地元とのつきあいの難しさ、医療施設など近くにあるか、子育て環境はどうか、買い物はどうか。……など、いろいろ課題が多い。

そこで、まずは自由に気楽に、田舎暮らしについて語り合ってみようということで「田舎暮らし雑談会」をまちなかで、定期的に開催している。

先月は、田舎でのインターネットビジネスを立ち上げたい人、空き家を解体して、その材木や廃材を活用してビジネスが可能かという人、子どもたちのフリースクールを立ち上げたいという人などが集い、テーマに応じて参加者同士で情報と知恵を分かち合った。

12月1日には、浜松市中区の県居(あがたい)協働センターで、開催した。10名余の方が集った。

今回は「自給自足の暮らし」について、松尾俊一さん夫妻が講師を努めた。

松尾さんは、スリランカで出家し、托鉢と瞑想の日々を送る。日本では、山寺で留守番しながら農作業と瞑想。現在も、山里暮らしをして、まさに自給自足の生き方を送られている。いかに暮らしから無駄な出費を抑えるか、健康な暮らしを保つにはどうしたらいいか。そのような話を行った。

松尾さんは、こう語る。

「自給自足的生活」とは、実は「他給自足的生活」だ。天と地と人に恵まれたことによって、自分の方は自足する。

自足的な生活のキーポイントは、「あれも欲しい、これも欲しい」ではない。「あれもいらない、これもいらない」なのである。

でも、くださるものは有り難く頂戴する。そのとき必要のないもの、多すぎるものは、自分の周りで必要としている人に回す。自分は通過体、媒体に成ればいい。そう松尾さんは語る。有機農法、そしてヴィーガン(絶対菜食主義)的な食のありようについても、語った。

田舎暮らしについての問い合わせは、NPO法人楽舎(TEL053-989-1112)まで。

浜松北部生きがい特派員 池谷 啓

 


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