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2020/03/30

県内唯一の屋内スケートリンク「浜松スポーツセンター」

私が担当する浜松南部地区・湖西地区で、県内に唯一の「Only One」的なものはないかと考えてみましたところ…ありました。それは浜松市東区にある浜松スポーツセンター内の「アイススケートリンク」です。

一時は全国に280近くあったスケートリンクですが、その数はどんどん減っていき今では約半分の139カ所となってしまっています。リンクを運営するためには年間2千万〜4千万円の維持費がかかるそうですが、娯楽が多様化した現在は昔ほどのお客さんが入らず、経営的に難しい時代になっているのでしょう。

我が県でも、少し前までは静岡市の狐ヶ崎にリンクがありましたし、東部の方はよくわからないのですが、おそらく何カ所かあったのではないでしょうか?しかしそれらは全て撤退してしまい、今では裾野市にある遊園地Grinpa(旧日本ランド)に屋外のリンクがある以外は、本格的なスケート競技に対応する室内リンクは浜松だけとなってしまっています。ぜひとも末永く営業を続けてほしいと思います。



浜松スポーツセンター浜松スポーツセンター県内唯一の屋内スケートリンク県内唯一の屋内スケートリンク


そのようなわけで、30年ぶりに浜松スポーツセンターの「スケートリンク」に行ってきました。平日の早い午後だったのであまり人は多くなく、落ち着いてゆっくりと滑ることができました。そして意外だったのは案外シニア世代の方が多いということでした。

まず、スピードスケートを履いた70代ぐらいの方が滑っていました。若い頃に競技をされていたのだそうです。軽く流して滑っているだけなのですが、その滑りはスムーズで速度も速いのに驚きました。公園をジョギングとかウォーキングするような感じで、体力作りを兼ねて定期的に滑りに来ているのだそうです

フィギュアを履いた60代ぐらいの女性の方もいましたが、この方はおそらく最近始められたのでしょう。きちんとヘルメットをかぶり、肘と膝にはしっかりと防具をつけてケガをしないように注意をしながら、コーチについてフィギュアの基礎を一生懸命練習されていました。あまりの真剣さに話しかけるきっかけがつかめなかったのですが、ある程度の年齢を越えてなお新しいことにチャレンジされている姿がとても素敵に思えました。

若い頃アイスホッケーをしていた方ともお話しできました。アイスホッケーはかなりハードなスポーツなので、30代で引退してスケートからも遠ざかっていたそうですが、定年の少し前にふと思い立って滑りに来てみたら情熱が甦り、新しいホッケーシューズに買い替えて週に2回は滑りに来ているそうです。最初はなかなか感覚が戻らないし筋肉痛にはなるしで大変でしたが、少しずつ慣れるとともに体力もついてきたそうで、現役顔負けの豪快な滑りを披露してくれました。



広々としたリンクです。広々としたリンクです。平日は人が少ないので特におすすめです。平日は人が少ないので特におすすめです。


実は、思い立ってスケートに行く時に、「若い人ばかりで少し居心地が悪い思いをするかも」と思っていたのですが、むしろシニア世代の方がいきいきと楽しんでらっしゃるという意外な結果。若い人がシニア世代の華麗な滑りに感心して曲がり方や止まり方などの教えを請い、指導を受けるような一幕も見ることができて思わずほっこり。スケートを通じての世代間の交流もできるということが確認できました。

もちろん、危険な一面もあるスポーツですので、どなたにでもお勧めできるわけではありません。特に転倒によって骨折の恐れがあるような方は控えたほうが無難でしょう。むしろこれからシニア世代にさしかかるような方が、足腰を鍛えつつ心肺機能を高めていくための運動をしたいというような場合は、一つの選択肢として面白いのではないかと思い投稿させていただいた次第です。合掌

【データ】浜松スポーツセンター スケートリンク
〒435―0043
住所 浜松市東区宮竹町728番地
電話 053―460―0100

浜松南部地区・湖西地区いきがい特派員 丸山敬


 


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